最強の思考法 「抽象化する力」の講義 的場 昭弘氏 (著) 読んだ

概要
引用https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E5%BC%B7%E3%81%AE%E6%80%9D%E8%80%83%E6%B3%95-%E3%80%8C%E6%8A%BD%E8%B1%A1%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B%E5%8A%9B%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%AC%9B%E7%BE%A9-%E7%9A%84%E5%A0%B4-%E6%98%AD%E5%BC%98/dp/4534055668/ref=as_sl_pc_qf_sp_asin_til?tag=kumakatsu-22&linkCode=w00&linkId=6f6124a8c02e88479268002a5b6fcbef&creativeASIN=4534055668
商品の説明
内容紹介
マルクス学の的場昭弘教授、最初で最後のビジネス書!
グローバルに思考し、実践するとはこういうことである!
2018年に生誕200年を迎える巨人カール・マルクスの知的創造に学ぶ 最強の思考法

【本書の内容】 世界で初めての「マルクスに学ぶ」勉強本!

◆メディアの日進月歩もあり、世界情勢や社会の進化・変化について様々な情報があふれかえっているが、私たちは何が「ほんとう」なのかをなかなかつかむことができない。
統計数値やハウツウ的な方法論も、虚偽と事実を混同した情報を相手にしていては、効果は得られない。ではどうすればよいか?

◆有効な方法として本書で示すのが、情報を抽象化し、一連の流れを読み、矛盾を見抜く、すなわち「本質をつかむ」=抽象化する思考である。
その柱となるのは、抽象力、弁証法、レトリック(修辞学)であり、物事を理解しようとする自分自身(人間とは何か)を深く洞察し、普遍的な知識をつかもうとするマルクス唯物論である。
そのマルクスを核に、スピノザヴィーコ福澤諭吉といった先哲の業績と思想を援用しながら、読者のものの考え方をより高い次元へと導いていく1冊。
ソフトな講義調文体で読みやすい。

◆ベストセラー『超訳資本論」』やマルクスの翻訳で高名な日本を代表するマルクス学者・的場昭弘教授が、自身の知的生産術を初めて明かす最初で最後の自己啓発書。

【本書の構成】
第1部
序 論 何が≪世界の本質をつかむ≫ことを妨げているのか?

第2部
第1章 抽象化する力で世界史を読み解く
第2章 弁証法で現代世界を読み解く
第3章 レトリックで古典を読み解く
第4章 人間は何者にもなりうるが、何物にも左右されない
第5章 ≪世界の本質をつかむ≫ためのテーゼ
付録 マルクス 新訳「フォイエルバッハのテーゼ」(的場昭弘訳)

引用 終わり

感想
著者によると、言葉の世界の戦いで負けない方法は、神学とマルクス学を身に着けることということだ。
根拠は、神学は解釈学でマルクス氏はそれを使ってたくさんの強い本を書いた。
推論は、そのマルクス氏の著書は負けてないというものだ。
私は、本書を読んで、神学とマルクス学に少し興味を持った。