深読みジェイン・オースティン―恋愛心理を解剖する (NHKブックス No.1246)  廣野 由美子 氏 (著) 読んだ

概要
引用https://www.amazon.co.jp/dp/4140912464?tag=kumakatsu-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4140912464&adid=0Q5EEBZ33015SAR6W7Y1&

商品の説明
内容紹介
「二インチの象牙」のような小説── それが、どうして凄いのか?

恋愛に遭遇したとき、人間の認知はいかに反応し歪みを露呈し、変化してゆくのか。耐える女の報酬、賢い女の野望、わがままな女の錯誤、あきらめない女の夢想など、オースティンが描いた6人のヒロインの言動分析から、普遍的な人間の心情に迫る画期的なアプローチ。

内容(「BOOK」データベースより)
文学史上最大のリアリズム作家の一人とされるオースティン。分別を失って多感になることで報酬を得た「耐える女」エリナ、成り上がる戦略として偏見を武器にした「賢い女」エリザベス、無垢の殻に激しい情念を押し込めた「おとなしい女」ファニー、勝手な思い込みで誤解を反復する「わがままな女」エマ…など、個性的な6人のヒロインの“認知の歪み”という観点に着目し、その言動分析から普遍的な人間の心情に迫る画期的アプローチ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
廣野/由美子
1958年生まれ。1982年、京都大学文学部文学科(独文学専攻)卒業。1991年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程(英文学専攻)単位取得退学。学術博士。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門分野は、英文学、イギリス小説。文部科学省科学官。1996年、第4回福原賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

引用 終わり

だいたいの目次
第一章 作家と作品 オースティンの<スキーマ>を探る
第二章 平凡な女の冒険 『ノーサンガー・アビー』
第三章 耐える女の報酬 『分別と多感』
第四章 賢い女の野望 『高慢と偏見
第五章 おとなしい女の正体 『マンスフィールド・パーク』
第六章 わがままな女の錯誤 『エマ』
第七章 あきらめられない女の夢想 『説得』

感想
TV番組の100分で名著 高慢と偏見名著67 「高慢と偏見」:100分 de 名著
を見て、ジェイン・オースティン氏について興味を持ち、本書を読んだ。
本書は、オースティン氏の「高慢と偏見」以外のたくさんの作品についても、評論している。
評論されている作品をいろいろ読みたくなった。