デカルトからベイトソンへ―世界の再魔術化 モリス・バーマン氏 (著), 柴田 元幸 氏(翻訳) 著 読んだ

概要
引用https://www.amazon.co.jp/dp/4772001719?tag=kumakatsu-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4772001719&adid=0VWSSW7SZWJ6W15Y6BDE&

引用 終わり

目次
・紹介(佐藤良明)
・序章 近代のランドスケープ
・第一章 近代の科学意識の誕生
・第二章 近代初期ヨーロッパの意識と社会
・第三章 世界の魔法が解けていく(1)
・第四章 世界の魔法が解けていく(2)
・第五章 未来の形而上学へ向けて
・第六章 エロスふたたび
・第七章 明日の形而上学(1)
・第八章 明日の形而上学(2)
・第九章 意識の政治学
・原注
・用語解説
・訳者あとがき
・索引

感想
落合陽一氏による著書「魔法の世紀」
が、本書を参考にしているというので読んだ。

落合陽一氏の著書の主張は、20世紀の映像の世紀の科学がテクノロジーの発達により、21世紀の魔法の世紀では映像の中だけでなく物理的にどの場所でも科学を使えるように変わるというもので、分かりやすかった。

モリス・バーマン氏の著書の主張は、17世紀から20世紀まで続く科学的な考えのデカルトパラダイムが、それ以後は〜に変わるというものである。私は、〜の部分が良く分からなかった。
デカルトパラダイムが、今後どのように再魔術化するということなのだろうか?
第六章 エロスふたたびのp211に記されている「自然の人間的経験とは何か?」のところで記されているように、人間が頭だけでなく身体を使って、科学を経験することなのだろうか?
ベイトソンの本を読みたくなった。
ベイトソンのキーワード・サイバネティクス、関係こそ現実の本質、ダブル・バインド理論