物質と記憶 (ちくま学芸文庫) 文庫 – 2007/2/1 アンリ ベルクソン氏 (著),‎ Henri Bergson 氏(原著),‎ 合田 正人氏 (翻訳),‎ 松本 力氏 (翻訳) 読んだ

概要
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「純粋知覚から記憶へと移行することで、われわれは決定的な仕方で物質を離れ、精神へと向かう」―本書において著者は、観念論・実在論をともに極論としてしりぞけ、事物でもなく表象でもない、中間的なものとして「イマージュ」という概念を提唱する。そして、精神と物質との交差点として、記憶・想起の検証へと向かう。デカルト以来の近代哲学最大のテーマ「心身問題」に、失語症研究など当時最先端の科学的知見を動員しながら、緻密な論証で新しい“二元論”を展開する。今日、心脳問題への関心の中で、その重要性がいっそう、高まる主著。
引用 終わり

感想
心身問題の論点で、20世紀の前半に、書かれた本。
ベルクソン氏は大陸哲学だけど、本書は英米哲学のようだ。
なぜなら、ベルクソン氏は、数学を前提として心身問題について考えていたからだ。
100年くらい前の人だけど、すごい。