ベルリン・アレクサンダー広場   ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー 氏(監督) 見た

概要
内容紹介
死にたくなければどう生きるか―

戦争、失業、犯罪の増加、ファシズムの台頭…
不安に満ちた大都市ベルリン

ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才、
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの集大成的超大作が
ブルーレイでついに登場!

レストアされたリマスター版による全14話、15時間の圧倒的体験!

☆メイキング映像、映像修復のドキュメンタリーなど収録した特典DVDを付属
☆ブックレット封入
ファスビンダーのエッセイ、スタッフの証言
谷哲也氏、粂田文氏、中原昌也氏、柳下毅一郎氏、斉藤綾子氏による書下ろし評論・論考

原作:アルフレート・デーブリーン
撮影:クサーヴァー・シュヴァルツェンベルガー
音楽:ペーア・ラーベン
製作:ペーター・メルテスハイマー


【物語】
1920年代末ドイツのベルリン。
二つの世界戦争に挟まれた不穏な時代。
第一次大戦敗戦の痛手で社会は不安定を極め、
失業者は日々増加し、犯罪が横行していた。
またナチス共産主義者の対立も激しさを増していた。
その半面ベルリンはヨーロッパ有数の大都市として爛熟した文化が花開いた。
そんな激動の時代を一人の“普通”の男、
フランツ・ビーバーコップが辿る受難に満ちた物語である。

ニュー・ジャーマン・シネマをリードし、
37歳で亡くなる短い生涯の中で45本もの監督作品を遺した、
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
ベルリン・アレクサンダー広場』は彼が生涯の書として認めるアルフレート・デーブリーンの大著を原作にした、最大かつ最高の集大成的傑作。
テレビ作品として発表された本作は14部で構成されている。<全14話タイトル)
第1話[プロローグ] 処罰が始まる
第2話 死にたくなければどう生きるか
第3話 脳天の一撃は心をも傷つける
第4話 静寂の奥底にいる一握りの人間たち
第5話 神様の力を持った刈り手
第6話 愛、それはいつも高くつく
第7話 覚えておけ―誓いは切断可能
第8話 太陽は肌を暖めるが、ときに火傷を負わす
第9話 多数派と少数派の間の永遠の隔たり
第10話 孤独は壁にも狂気の裂け目を入れる
第11話 知は力 早起きは三文の得
第12話 蛇の心の中にいる蛇
第13話 外側と内側、そして秘密に対する不安の秘密
第14話[エピローグ]ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー:フランツ・ビーバーコップの夢についての私の夢

1979・1980 西ドイツ・イタリア作品
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの集大成的超大作のBOX。20年代末のベルリン。ふたつの世界戦争に挟まれた不穏な時代を生きる“普通”の男、フランツ・ビーバーコップの受難に満ちた物語。全14話を収録。
内容(「Oricon」データベースより)
死にたくなければどう生きるか―戦争、失業、犯罪の増加、ファシズムの台頭…不安に満ちた大都市ベルリンニュー・ジャーマン・シネマの鬼才、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの集大成的超大作がブルーレイでついに登場!レストアされたリマスター版による全14話、15時間の圧倒的体験!
引用
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E5%BA%83%E5%A0%B4-Blu-ray-BOX-%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%92%E3%83%88/dp/product-description/B00ATZX3NW/ref=dp_proddesc_0?ie=UTF8&n=561958&s=dvd

感想
全部で15時間!長い!

フランツ氏のキャラクターがすごい。
・刑務所帰り
・女好き
・喧嘩強い
・いろいろ騙される
・いろいろ商売をやるが、失敗する
・すぐ怒る
・困ったときは、掛け算をして落ち着く。
・友人を大切にする
・事故で右腕を失う
・警察にいかない。捕まるから。
・ビールと話をする。
・ヒモになる
・アル中になる
・政治活動をする
・定期的に鬱になって、愚痴愚痴言う。
・小鳥を殺す
・死んだ?
・精神病院に入る
・幻覚?の中で、倒錯した拷問を受ける
・盲目?になる
・足が動かなくなる?
※?の部分は、幻覚の世界の話かもしれない。
・十字架に貼り付けにされる?
・死ぬ?
・病院を退院し、裁判にかけられる
・守衛に仕事に付く

ミーツェ氏が、いい人過ぎて、苦労するのを見るのが辛い。
ラインホルト氏の憎らしさがすごい。