不安は魂を食いつくす [DVD] ブリギッテ・ミラ (出演), ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー 氏(監督) 見た

概要
商品の説明
内容紹介
ファスビンダーの代表作、時代を超えたメロドラマの傑作
ベテラン女優ミラと素人俳優サレムのコンビによる圧倒的名演が光る
優しく、力強く、そして残酷に描かれる《不可能な愛》の行方

雨の夜、アラブ音楽の流れる酒場に1人の初老の女性が入ってくる。そこは外国人労働者の集う酒場だ。常連客たちはこの場違いな訪問者に不審のまなざしを向けるが、1人の若いトロッコ男は彼女をダンスに誘う。彼らは孤独な似た者同士だったのだ。こうして2つの魂が出会い、やがてそこに愛が育まれてゆく。しかしこの愛が成就するために2人が乗り越えねばならない障壁はあまりにも大きすぎた…。
 映画冒頭のモットー「幸福が楽しいとは限らない」はマックス・オフュルスの映画『快楽』の台詞であり、ジャン=リュック・ゴダールの映画『女と男のいる舗道』にも用いられた。そして物語の設定や展開はダグラス・サークのハリウッド映画『天の許し給う全て』と極めて類似したものだ。だが映画史的な影響関係を越えてファスビンダーが生み出した本作は、先行するどの映画とも似ていない独自の内実と魅力を備えている。またファスビンダーはすでに『出稼ぎ野郎』で外国人差別を主題にしていたが、その5年後に撮られた本作は、主題の一貫性を保持しつつ人物関係を繊細な優しさを持って描き出し、ファスビンダー映画としても新境地をなすものとなった。
 映画の原題『不安は魂を食いつくす』は、本編中でモロッコ出身のサレムが話す台詞から取られたものだが、これはそもそも当時ファスビンダーの伴侶であったサレム自身の語った言葉だという。ドイツ語としては文法的に誤りのある一文を映画タイトルとすることで、この映画の独特の方法論が浮き彫りになる。外国人の異質性への偏見や侮蔑を示す人々の態度や意識は、相手の内面を見ずただ外面だけを繕う当人たちの偏狭さや空疎さとして露呈する。外国人労働者に対する差別の根強かった1970年代にあって、異文化間恋愛にこれほど寛大なまなざしを持ち得たことは驚嘆に値する。現代ですらこの大胆さに比較できる映画は稀だろう。本作が時代を超えたメロドラマの傑作であることは疑いない。
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
ニュー・ジャーマン・シネマの担い手のひとり、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の傑作メロドラマ。ある夜、外国人労働者の集う酒場で出会った初老の女と若い男。ふたりはやがて愛を育むようになるが、その先には大きな障壁が待ち受けていた。
内容(「Oricon」データベースより)
雨の夜、外国人労働者の集う酒場に初老の女性が入って来た。場違いな訪問者に不審な眼差しを向ける常連客たちだったが、一人の若いトロッコ人の男が彼女をダンスに誘う。それをきっかけに二人の間で愛が育まれてゆくが、この愛が成就するために乗り越えなければならない障壁はあまりにも大きすぎた─。
引用
http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%8D%E5%AE%89%E3%81%AF%E9%AD%82%E3%82%92%E9%A3%9F%E3%81%84%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%81%99-DVD-%E3%83%96%E3%83%AA%E3%82%AE%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%A9/dp/product-description/B005094RIW/ref=dp_proddesc_0?ie=UTF8&n=561958&s=dvd

感想
高齢者のドイツ人女性と若いモロッコ人男性が、恋愛する。
彼らが、いろいろな差別にあう話。