ファスビンダー、ファスビンダーを語る  ライナー・ヴェルナー ファスビンダー氏 (著), ローベルト・フィッシャー氏 (編集), 明石政紀氏 (翻訳) 著 読んだ

概要
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商品の説明
内容紹介
死後30年以上経ったいまも、世界中の映画作家や映画ファンたちを魅了し続けるファスビンダー(1945~82)。 演劇時代から初期のキャリアを語った第1巻に続き、映画監督として新しい段階へ踏み出した70年代(第2 巻)、念願の巨編『ベルリン・アレクサンダー広場』をはじめ、名作を次々に生み出した最後の3年半(第3巻)。 ファスビンダーがその活動のすべてをありのままに語る、完全版インタビュー集、ここに完結(第2・3 巻合本)

著者について
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー Rainer Werner Fassbinder 一九四五年ドイツ・バイエルン州バート・ヴェーリスホーフェンに生まれ、一九八二年ミュンヘンで死去。そのわずか三十七年の短い生涯のなかで、四十作を超える長編映画を監督、同時に舞台演出、脚本・戯曲執筆、俳優活動など多岐にわたる驚異的な活動をおこない、一九六〇年代後期から八〇年初期にかけて全盛をきわめたドイツ映画の新しい波、いわゆる「ニュー・ジャーマン・シネマ」の最重要監督とされた。その見紛うことなき唯一無比の個性に彩られた挑発的かつ人間の奥底をえぐる作品の数々は、今なお世界中に刺激と影響を与えつづけ、オゾン、アルモドバル、シュリンゲンジーフをはじめ、ファスビンダーに魅了された映画作家やファンはあとを絶たない。

引用 終わり

感想
ファスビンダー氏は、ヴェルディ氏の椿姫により既に西洋文明の芸術映画は完成したけど、自分は他にやることがないのでしかたなく映画を作っているというところなどから、氏が映画作りに依存していることがわかった。