映画は頭を解放する 単行本 – 1999/1 ライナー・ヴェルナー ファスビンダー 氏(著), Rainer Werner Fassbinder 氏(原著), 明石 政紀氏 (翻訳) 読んだ

概要
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
映画原案のシノプシスやアイディア、メロドラマの巨匠ダグラス・サークに関するユニークきわまりない評論、女優ハナ・シグラとの邂逅の回顧、そして生きることと作ることについて等々、脚本・戯曲以外の著作の集大成。
内容(「MARC」データベースより)
映画原案のシノプシスやアイデア、メロドラマの巨匠ダグラス・サークに関するユニークきわまりない評論、女優ハナ・シグラとの邂逅の回顧、そして生きることや創作についてを綴ったエッセイ集。
引用http://www.amazon.co.jp/gp/product/4326851554?adid=0Z9EHAENAFMTZG86VSEX&camp=243&creative=1615&creativeASIN=4326851554&linkCode=as1&tag=kumakatsu-22

目次
・イミテーション・オブ・ライフ
・愛を腹に持っている者
・八時間は1日にあらず
・人影あれども同情はなし
・貸方の借方
・ドイツ映画は豊かになる
・十三回の新月がある年に
・第三世代
・懸垂、倒立、宙返り・・・着地成功
・人間の街と人間の魂
・劇映画企画「コカイン」への序文
・マイケル・カーティーズ・・・ハリウッドのアナーキストか?
・ハナ・シグラ
アレクサンダー・クルーゲが誕生日を迎えたというはなし
・「ケレル」への序文
・カンヌの悲しい目
・自分の将来の仕事をどう考えているか
・フランツ・クサーヴァー・クレッソへの公開状
・劇場と共同決定に関して
・「ゴミ、街、死」に関する意見表明
・「秋のドイツ」に対するドイツ連邦映画賞に関して
・ドイツ映画ヒット・リスト
・シュッテ
・映画に未来はあるか?
・劇映画企画「ローザ・ルクセンブルク」に関するメモ
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの映画、演劇、略歴(明石政紀氏)
フィルモグラフィー/解説
・演劇リスト
・略歴
・訳者謝辞

感想
ファスビンダー氏による、いろいろなことについてのエッセイ。

ファスビンダー氏のキャラクターがすごい。
・ドイツの戦後の映画監督
・アンチテアターという映画作りの人々の集まりを運営した
・37歳で、麻薬中毒で死ぬ
・40本以上の映画を作った
・ゲイ
・暗い話が多い
・自分の経験を映画にすることが多い。
・いろいろ苦労している
・波乱万丈な人間関係をし、それを元ネタに作品を作った
・政治、哲学、演劇、テレビ、戯曲などに、詳しい。いろいろなところで活躍した。
・サーク氏のメロドラマや、小説の「アレクサンダー広場」を好き