囲碁人ブックス やさしく語る 碁の本質  白石 勇一氏 (著) 読んだ

概要
引用https://www.amazon.co.jp/dp/483996131X?tag=kumakatsu-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=483996131X&adid=109NMMWSJBVBN5K3606G&

商品の説明
内容紹介
「地を取る」よりも大事なことがある!

囲碁はどのようなゲームか?
多くの方は「相手より地を多く取った方が勝ち」と答えるでしょう。
しかし、それは碁を一面でしか捉えていません。

著者の白石勇一プロは本書で以下のように述べています。
・中盤が終わるまで地のことは一切考える必要がないと言っても過言ではない
・地を取る手よりも、「石の強弱」を考えた手がまず優先される

本書では、碁の本質を考えるうえで、一番に身につけたい「石の強弱」をテーマにしています。
石の強弱が理解できるようになると、石の方向で大きく間違えることがなくなり、結果として負けにくい碁になります。

白石プロは六千局にのぼる豊富な指導碁実績をもち、その解説の分かりやすさは棋界随一です。
本書でも、アマチュアが曖昧に理解している事項を基本から説明しており、有段者の方でも得るものがある内容になっています。

マチュアに一番知ってほしい碁の考え方が存分に詰まった一冊です。

内容(「BOOK」データベースより)
何を第一として打つか?なぜ空き隅から打ち始めるのか?碁で最もやってはいけないこととは?これ以上ない分かりやすさで、碁の本質を解き明かす―。六千局の指導碁経験に基づく、アマチュアに一番知ってほしい碁の考え方。

著者について
白石 勇一(しらいし・ゆういち) 氏

昭和59年生まれ。神奈川県出身。岩田一九段門下。
平成17年入段。27年六段。

引用 終わり

だいたいの目次
まえがき
序章 重要用語解説
第一章 石の強弱
第二章 自分の石をしっかり守る
第三章 確認問題①
第四章 相手の石を攻める
第五章 確認問題②
第六章 総合問題
第七章 実力テスト

感想
第二章(①閉じ込められないよう頭を出す、②弱い石をつなげる、③根拠を確保する、④ゆとりを持たせる)と、第四章(①閉じ込める、②分断する、③根拠を奪う、④迫る)を、できるようにする。

著者は、AIにトップ囲碁棋士が負けたから、プロ囲碁棋士の存在意義はアマに教えることと考えて、囲碁の教育活動を、様々な媒体で積極的にしている。とても勉強になるのでありがたい。