商品の説明
内容紹介
この映画作った奴、いますぐ切腹しろ!!
観たら地獄のジコマン映画が暴走中!
今年も待ってました!
映画評論家・柳下毅一郎が
日本映画を斬って斬って斬りまくる殺しのレビュー50連発! !
【おもな収録作品】
『青空エール』
どいつもこいつも青空ばかりでもはや青空地獄……青空映画の出口はどっちだ?
『世界から猫が消えたなら』
ああ、世界から岩井俊二が消えたなら、日本映画はどれだけマシなものになっていただろうか?
『僕だけがいない街』
監督と脚本家は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』千本ノックからやりなおしな!
『テラフォーマーズ』
この映画にはいくつか問題がある。それはどこから生まれたものか、順番に考えていきたい
『母と暮せば』
小百合さまが息子の幽霊につきまとわれるホラー映画の登場である。これ「制作総指揮:大川隆法」じゃないのか!?
『四月は君の嘘』
男女がお互いにモノローグを語り合うことで満足している閉じた世界が、どうも流行っているような
『Cutie Honey -TEARS-』
いやはや、ここまで酷い企画があろうとは! 誰が望んでこんなもんが作られるのか、東映幹部の頭の中を覗いてみたい
『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』
安っちいCGをフル回転させてスパイダーマン。柳楽優弥の熱演も宝の持ち腐れ
『DEATH NOTE Light up the NEW world』
とくに必然性もないままに作られる続編映画は、とりあえず話をエスカレートさせとけ
『疾風ロンド』
「さあゲームのはじまりです」……ならば、せめてゲームくらいやってくれ! 本当に原作は東野圭吾のベストセラー小説なのか?
『風のたより』
カフェ+震災! カフェ映画にもついにハイコンセプトの波が訪れた!
『桜ノ雨』
いいかげんネットの無料コンテンツにたかるのはやめて、真面目に原作なり脚本なりにお金使ってください。
……等々、殺しの日本映画レビュー50本掲載!!
【特別企画 『皆殺し映画通信』LIVE収録】
1皆殺し映画の傾向と対策
『シン・ゴジラ』、『君の名は。』、『この世界の片隅に』、その大ヒットの陰には……
2皆殺し映画放談 ワースト映画とベスト10
柳下毅一郎(映画評論家)×岩田和明(映画秘宝編集長)×篠崎真紀(イラストレーター/ライター
著者について
柳下毅一郎(やなした・きいちろう)
1963年大阪生まれ。映画評論家・翻訳家。雑誌『宝島』の編集者を経てフリー。ガース柳下の名で『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』(洋泉社/文春文庫)を町山智浩と共著。著書『興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史』(青土社)、『新世紀読書大全 書評1990-2010』(洋泉社)など多数。訳書にR・A・ラファティ『第四の館』(国書刊行会)など。
引用 終わり
感想
私は、他人の作品について酷評をできない。
なぜなら、後でなんらかの形で反撃される危険があるからだ。
しかし、著者はそのような危険を恐れず、たくさん酷評するので勇気がある。
また、著者の映画の世界の豊富な知識が、酷評するときに根拠として示されるので、私の映画の世界の知識も拡がって良い。
私は、本書を読んで、
・サクラ花ー桜花ー桜花最後の特攻
・ピン中!
・コンビニ夢物語
・太陽の蓋
・
などの映画を見たくなった。