昭和29年12月22日、力道山対木村政彦による伝説の“プロレス巌流島の決闘”を観るため、およそ1万5千の大観衆が蔵前国技館につめかけていた――。これは、劇画原作者・梶原一騎の遺作である。そして、「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」「空手バカ一代」をはじめとする代表作の母胎ともよぶべき自伝的コミックである。力道山や大山倍達、アントニオ猪木など様々な男たちが登場し、プロレス界、芸能界の知られざるエピソードが明かされる。これぞ、引退作にして絶筆の一騎人生劇場!
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感想
梶原一騎氏の少年時代から、劇画の原作作家としてデビューした直後くらいまでの話。
話の途中で氏が絶命してしまったことを、とても残念に思う。
氏は、若いころから、喧嘩で刑務所に入ったり、壮絶な恋愛をしたり、力道山氏、大山倍達氏と友人になったりしているので、破天荒ですごい。
私にはできない生き方なので、氏の生き方に憧れる。