商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「あ」が使えなくなると、「愛」も「あなた」も消えてしまった。世界からひとつ、またひとつと、ことばが消えてゆく。愛するものを失うことは、とても哀しい…。言語が消滅するなかで、執筆し、飲食し、講演し、交情する小説家を描き、その後の著者自身の断筆状況を予感させる、究極の実験的長篇小説。
引用 終わり
感想
発想が面白い。
ある言葉が無くなっても、違う言葉で、同じ概念について表現できることが分かる。
これは、言語学の意味論と構文論を使ったSF小説だと思った。