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内容紹介
□(シカク:詩歌句)街。そこは近代日本ぽくも幻想の、詩人たちが住まう架空の街。そこには萩原朔太郎、北原白秋、三好達治、室生犀星、高村光太郎らの作品からイメージされたキャラクターたちが、創作者としての業と人間としての幸せに人生を引き裂かれながら詩作に邁進する。実在した詩人の自伝ではなく、萩原朔太郎や北原白秋らの作品から受けた印象をキャラクターとして創作された、詩人たちと近代日本の業と罪と狂気の物語。
引用 終わり
感想
日本の明治、大正、昭和、平成の実在の詩人達が、架空の世界で、東映ヒーロー集合作品のように活躍する話。
キャラクター達がボーイズラブをする展開は私の楽しいことではない。
しかし、キャラクター達のそれぞれの世界観、それぞれの作品が、歴史上のそれぞれの幸不幸の事件に対応している表現が、それぞれの詩の使う場面を分かって面白い。