商品の説明
内容紹介
伝説の書『アヴァン・ポップ』、いよいよ復刊(増補新版)なる!
21世紀版ならではの書き下ろしを含む増補の数々。
ラリイ・マキャフリイによる新序文「アヴァン・ポップ・リローテッド」
編訳者・巽孝之による新序文「アヴァン・ポップ・レボリューションズ」
筒井康隆&ラリイ・マキャフリイ対談「ゴダールの神話:前衛は娯楽である」
小林エリカ×千木良悠子による新解説「アヴァン・ポップ/ガーリー・ポップ」
著者について
■ラリイ・マキャフリイ著者略歴
1946年生まれ。サンディエゴ州立大学名誉教授。邦訳が待たれる著作は以下の通り。
『The Metafictional Muse: The Works of Robert Coover, Donard Barthelme and William H.Gass』(University of Pittsburgh Press, 1983) 『Anything can Happen: Interviews with Contemporary American Novelists』(University of Illinois press, 1983) 『Post-Modern Fiction: A Bio-Bibliographical Guide』(Greenwood press, 1986) 『Alive and Writing: Interviews with American Authors of 1980s』(シンダ・グレゴリーと共著、University of Illinois Press, 1987)『Across the Wounded Galaxies: Interviews with Contemporary American Science Fiction Authors』(University of Illinois Press, 1990)『Storming the Reality Studio: A Casebook of Cyberpunk and Postmodern Science Fiction』(Duke University Press, 1991).
なお本書収録の「フィクションの先端理論めざして」は1994年度パイオニア賞を受賞した。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マキャフリィ,ラリイ
1946年生まれ。サンディエゴ州立大学名誉教授
巽/孝之
1955年生まれ。慶應義塾大学教授
越川/芳明
1950年生まれ。明治大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
引用 終わり
だいたいの目次
・アヴァン・ポップ・リローデッド2007
・アヴァン・ポップ・レボリューションズ2007
・アヴァン・ポップ・クロニクル
・序章
ピンチョン以降のポストモダン
・第一章 音楽的SF論またはSF的音楽論
音楽(パンク以降)のポストモダン的転換を追想すれば・・・
ホワイト・ノイズ/ホワイト・ヒート:テクノロジー的進化論
カッティング・アップ/パンク/サイバーパンク:都市的脱文脈化
ポスト異種混淆化
・第二章 ポストモダン・フィクションにおけるエロティック・ヴィジョン
入れたり出したり
ユートピア蹂躙の罪と罰
サイボーグ・ブッディズム
・第三章 メタフィクション/サイバーパンクからアヴァン・ポップへ
『WAX』あるいはナラティブの記号生成
無垢への幻想と記憶のマゾヒズム
フィクションの先端理論めざして
・アヴァン・ポップ101
・ゴダールの神話-前衛は娯楽である 筒井康隆×ラリィ・マキャフリイ
・[解説]アヴァン・ポップ/ガーリー・ポップ 小林エリカ×千木良悠子/語り下ろし
感想
ポストモダン文学を勉強したくて読んだ。
なぜなら、wikipediaを読んでも、良く分からなかった。
しかし、本書を読んでも、ポストモダン文学は、定義が良く分からなかった。
単純に、時系列で、モダン文学の後の文学は、そうなるのだろうか?