金を払うから素手で殴らせてくれないか?  木下 古栗 氏 (著) 読んだ

概要
引用https://www.amazon.co.jp/dp/4062188198?tag=kumakatsu-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4062188198&adid=0JV4508T46Y63XW515D8&

商品の説明
内容紹介
失踪した男の行方を、当の男本人が追う──。
読むものを混乱と肩すかしに陥れるカルト作家の真骨頂。古栗ワールド全開の小説集。

「おい鈴木、米原正和を捜しに行くぞ」とその米原正和が言った──。失踪した米原正和の行方を、当の米原とともに追う鈴木。会社を休んで、米原の自宅、立ち寄り先を米原とともに捜す。果たして、米原は見つかるのか?

内容(「BOOK」データベースより)
失踪した男の行方を、当の失踪した男本人が追う―。唯一無二の衝撃度、古栗ワールド全開の小説集!

引用 終わり

目次
・IT業界 心の闇
・Tシャツ
・金を払うから素手で殴らせてくれないか?

感想
『IT業界 心の闇』で、不倫を謝るOLが、全然緊張感がなくて面白かった。
『Tシャツ』で、まち子氏がいろいろな変なことをやるところの表現方法がプログラミングで自動生成しているような文章で、面白かった。
『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』は、失踪した本人が失踪した本人を探すという論理的に間違っている話だけど、不思議な魅力があり面白かった。