神聖喜劇 小説版全巻(大西巨人氏)、漫画版全巻(大西巨人氏 (著), のぞゑのぶひさ氏 (著), 岩田和博氏 (著)) 読んだ

概要
引用神聖喜劇 - Wikipedia
神聖喜劇』(しんせいきげき)は、大西巨人の代表作とされる長編小説、および、その派生作品。1960年から70年にかけて『新日本文学』に連載、1978年から80年にかけて刊行。戦前の日本軍を舞台とした作品である。凄まじい記憶力を誇る主人公の陸軍二等兵・東堂太郎が異常な軍隊世界の中で過酷な新兵訓練を受けるが、その超人的な記憶力を武器として軍隊内部の不条理に抵抗する。

引用 終わり

感想
東堂太郎氏のキャラクターがすごい。
・記憶力がすごい。
法学、文学、経済学、などのいろいろな本の文章を引用して、発言、論理的思考、妄想する。
マルクス主義
虚無主義
・東大中退して、軍隊に入る
・氏は、下品な出来事を、上品なIQの高い言葉で表現する
・いつも丁寧。紳士的。真面目。ロボットのような態度。
・狂った軍隊の中でも、冷静で居続け、適応する。


東堂太郎氏のIQの高さに対して、大前田文七氏はIQが低い。大前田氏は、戦争を、”殺してぶんどる”ものと表現する。私もIQが低いので、大前田氏のように考える。しかし、この考えは、世界を平和にしないから、反省し、世界を平和にするような考え方をしたい。