感想
1973年から2014年まで連載された野球漫画。
主人公あぶさんがプロ野球選手、プロ野球球団のコーチなどとして活躍する話。
その41年間の日本プロ野球の実在の人物が数多く出演するので日本プロ野球の歴史の勉強になる。
また、本作内では現実の実際の時間の流れを前提としているので、あぶさんが67歳になるまでの経験を読め、特に氏と氏の子供がプロ野球界で対決するという魅力的な展開などが素敵だった。
大河ドラマ漫画「クッキングパパ」、「いのちの器」のように時代の流れとともに出演する登場人物が全員善人で読んでいて幸福な気持ちになった。
水島新司氏の野球への愛情を多く感じられて良かった。