商品の説明
内容紹介
組織への不適応、ストーカー犯罪、自傷行為、引きこもり……。とくに若者に多く見られる問題行動は、自己愛の肥大あるいは欠如が原因であることが多い。かつては、他者との比較によって沸き起こる劣等感や嫉妬心がそうした行動の大きな要因だったが、時代は変わりつつあるのである。
自己愛のコントロールの失敗は、対人関係の困難さとなって現れ、学校や会社など実社会の中で、本人はもちろん、周囲も大きな不利を被ることとなる。では、どうすれば、このような「負の感情」を制御することができるのか。また、不安定な感情を抱えた“困った人たち“にはどう対応すればいいのか。
本書では、文学作品の中に見られる「嫉妬と自己愛」を読み解いたうえで、精神科医やストーカー対策の専門家などとの対話を試み、さらに講義形式で著者の知見を披露する。外務省の裏も表も知り尽くした実務家かつ、歴史や宗教、文学に通暁する作家として、「負の感情」に打ち克つ方法を、実践的なかたちで伝授する。
内容(「BOOK」データベースより)
外交官時代に見聞した「男の嫉妬」、作家として付き合う編集者たちに感じる「自己愛の肥大」。自分自身を制御できない人たちは、やがて周囲と大きな軋轢を起こす。彼らにどう対応すべきか。自分がそうならないためには何をすべきか。小説や、専門家との対論などを通じて、嫉妬と自己愛を読み解く。
引用 終わり
だいたいの目次
・まえがき
・第一部 嫉妬と自己愛の時代
・第二部 嫉妬と自己愛をめぐる対話
・第三部 人生を失敗しないための「嫉妬と自己愛」講座
・嫉妬に対処するための五か条
・自己愛を制御するための五か条
・あとがき
感想
嫉妬と自己愛は、ありすぎてもなさすぎても良くないことが分かった。
私は、嫉妬がすごく、かつ、自己愛がすごくかつ捻じれていることが分かった。
本書を参考にして、それらを修正して、私を社会適応できるようにしたい。