I DRINK YOUR BLOOD (処刑軍団ザップ) デヴィッド・ダーストン監督  見た

概要
引用 最低映画館〜処刑軍団ザップ(I DRINK YOUR BLOOD)

日本公開当時(1978年)小学校高学年の私は、この映画の広告を激しい嫌悪感とともに見たことを記憶している。白痴な表情の女性が手に持つ切断された手首のグロテスクも然ることながら、ニュージャージー州で実際に起った虐殺事件を映画化した旨の見出しが躍り、さながらドキュメンタリーであるかのような凄惨さを漂わせていたのである。現実に観たのはそれから十数年後のことであるが、実際の事件を映画化したどころか、フィクションとしても程度の低い噴飯物の作品であった。

 マンソン・ファミリーを連想させるヒッピーたち。田舎町の廃屋に住み着き、何やら怪し気な儀式をしている。彼らを追い出そうと、仕出し屋の少年がミートパイに狂犬病の犬の血液を混入。これを喰ったヒッピーたちが発狂して、共喰いを始める。やがて町はゾンビの如き感染者で溢れ、警官も病人たちをガンガン射殺する。狂犬病患者への配慮を欠くことこの上ない、狂気のバイオレント・ムービーである。

 なお、切断された手首を持つ女=リン・ローリーは、本作の後にジョージ・A・ロメロの『ザ・クレイジーズ』、デヴィッド・クローネンバーグの『シーバース』に出演しているが、いずれの作品でも発狂している。

引用 終わり

感想
ホラー映画の歴史に残る映画と何かの本で紹介されていて以来、見たかった。ついに見れて嬉しい。

ヒッピー集団が、毒で狂い、人を殺しまくる話。

気持ち悪かった。