増補 エロマンガ・スタディーズ: 「快楽装置」としての漫画入門 (ちくま文庫) 永山 薫氏 (著) 読んだ

概要
引用http://www.amazon.co.jp/gp/product/4480431691?adid=0XXNAX5308FYSXGEB56N&camp=243&creative=1615&creativeASIN=4480431691&linkCode=as1&tag=kumakatsu-22

商品の説明
内容紹介
制御不能の創造力と欲望で数多の名作・怪作を生んできた日本エロマンガ。多様化の歴史と主要ジャンルを網羅した唯一無二の漫画入門。

内容(「BOOK」データベースより)
日本を代表する文化“マンガ”の裏面にあって、決して日の目を見ることのないエロマンガ。「性的」であることを唯一のルールとして、世間の良識を逸脱した創造力と欲望が数多くの名作・怪作を生み出し、一般のマンガにも多大な影響を与えている。いつの時代も嫌悪と蔑視の対象であった“不可視の王国”に真正面から取り組んだ唯一無二の漫画評論、増補決定版。

引用 終わり

感想
文庫版の増補として、21世紀のエロマンガについての解説があるので、前著より勉強になる。

数十年前に三流劇画と呼ばれるエロマンガ誌で活躍したと紹介されている漫画家が、今も漫画ローレンスなどで現役で描いていることに気づき、彼らの漫画家としての生命力の強さをすごいと思った。

著者のエロマンガに対する知識の広さに、改めて関心した。