ぼくトンちゃん (ビームコミックス) コミック – 2002/12 いましろ たかし 氏 (著) 読んだ

概要
商品説明
1997年から翌年にかけて、「WEEKLY漫画アクション」にて連載された、いましろたかし流ファンタジー。仙界に住むブタ仙人の下で修行に励む、中年男牛山五郎と子熊のトンちゃんの日々を描く。
いつも困り顔の、ユーモラスなブタ仙人の下での修行は、ごはんを作ったりランニングしたりと、どこか牧歌的である。そして、ポーズをつけて「お師匠」などとしゃべるトンちゃんがかわいらしいので、まったりとした印象を与える。…と思っていると、不意打ちのように痛切なセリフが語られ、読者の心を突き刺す。このあたりの呼吸の妙こそ、いましろたかし作品の醍醐味(だいごみ)といえるだろう。たとえば、途中から登場する、宇宙から何かの手違いで仙界にやってきてしまった教育ロボット、ロボ仙人。彼が、自分の教えが理解できないという弟子の田村に対し、「私は 孤独だ」と本音をつぶやくシーンなどは、静かであるにも関わらず衝撃的だ。たとえ、現実世界ではない異界が舞台であっても、いましろ作品の登場人物の苦悩がなくなることはないのだ。

物語の牽引役である牛山は常に汗をかきながら、不器用に悩み続ける。修行を積めば積むほど、牛山には新しい苦悩が訪れる。そして終盤、ブタ仙人の一番弟子の「悪霊」の出現以降、単なるネガティブな空気とは違う、澄んだ無常感が、牛山を中心として全体を覆っていく。

それほど長くない作品であるが、キャラクターたちはみな印象的で、その読後感はじんわりと深い。(横山雅啓氏)
引用http://www.amazon.co.jp/%E3%81%BC%E3%81%8F%E3%83%88%E3%83%B3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93-%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%8D-%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%97/dp/4757712499/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1422768849&sr=8-1&keywords=%E3%83%88%E3%83%B3%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%80%80%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%82%8D

感想
トンちゃん氏がかわいい。
トンちゃん氏が、夢で変な男におしりの部屋に誘導されて、おならをかがされるところが面白かった。