筒井康隆全集 (全巻) 1から24 筒井 康隆氏 (著)  読んだ

概要

巻 タイトル  
1 東海道戦争/幻想の未来 13 おれに関する噂/デマ
2 48億の妄想/マグロマル 14 農協月へ行く/狂気の沙汰も金次第
3 馬の首風雲録/ベトナム観光会社 15 スタア/おれの血は他人の血
4 時をかける少女/緑魔の町 16 熊の木本線/男たちのかいた絵
5 アフリカの爆弾/アルファルファ作戦 17 七瀬ふたたび/メタモルフォセス群島
6 筒井順慶/わが良き狼 18 私説博物誌/やつあたり文化論
7 ホンキイ・トンク/霊長類南へ 19 エディプスの恋人/12人の浮かれる男
8 心狸学・社怪学/国境線は遠かった 20 富豪刑事/間接話法
9 ビタミン/日本列島七曲り 21 大いなる助走/みだれ撃ち瀆書ノート
10 家/脱走と追跡のサンバ 22 美藝公/腹立半分日記
11 乱調文学大辞典/家族八景 23 虚人たち/エロチック街道
12 俗物図鑑 24 ジーザス・クライスト・トリックスター/点景論

感想
1965年から、1985年くらいまでの著者の作品の全集。新潮社発行。

「20000トンの精液」、オナポートというアイデアが出てくる「郵性省」、が面白かった。

筒井康隆氏のキャラクターがすごい。
・心理学科出身で、フロイトの影響を強く受けている
・SF,ドタバタナンセンス、エンターテインメント、エロ、グロなどを、得意とする
・俳優としての活動もある
・いろいろ賞を受賞している
・50年くらい作家として活動している
・最近は、ラノベも描いている。幅が広い。

著者の作品をもっと読みたいと思った。