kumakatsuの行政書士試験対策 第221回 民法 非嫡出子 について

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kumakatsuの行政書士試験対策 第221回 民法 非嫡出子 について 

非嫡出子

非嫡出子とは、法律上の婚姻関係にない男女間に生まれた子をいう。

父と非嫡出子の関係は、「認知」によって初めて発生する。
(母と子の親子関係は、分娩の事実により当然に発生する。)

認知

認知には、
 ① 父が、認知届を出すことによって行う「任意認知」
 ② 子(子の直系卑属等)が、認知の訴えを提起して行う「強制認知」
がある。

《任意認知と強制認知》



任意認知

①成年の子を認知する場合は、その子の承諾が必要。
成年被後見人、未成年者が認知するとき、法定代理人の同意は不要。
③胎児を認知するときは、その母親の同意が必要。
④死亡した子の認知は、その子に直系卑属がいる場合のみ認められる。



強制認知

子、子の直系卑属、これらの法定代理人は、認知の訴えを提起できる。
(ただし、父の死亡後3年を経過すると、訴えを提起できなくなる)

認知の効果は、出生に遡って発生する。
非嫡出子は、「法定相続分」が、嫡出子の「2分の1」である。

参照親子 - 憲法・民法・行政法と行政書士


編集後記

タンタンごま鍋を、食べました。美味しかったです。

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