メルマガ 書いた kumakatsu行政書士試験対策 第21回 行政法 総則 即時強制について。

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こんにちは。
kumakatsuの行政書士試験対策 
第21回 
行政法 総則 即時強制について。

過去問 H16(問10)
行政機関が行う次のような行為は、行政法理論上「即時強制」にあたるか?あたらないか?

建築規制法規に違反する建築物として除去命令が出ているにもかかわらず義務者が自主的に除去しないため、行政の職員が義務者に変わって除去する行為。

即時強制にあたるか?あたらないか?





























答え
あたらない。
本記述の行為は、相手方の義務の不履行が前提となっているので、行政上の即時強制にはあたらない。

一言
まとめ
行政上の即時強制とは、目前急迫の必要があって義務を命じる暇がない場合に、行政機関が相手方の義務の不履行を前提とすることなく、直接いきなり国民の身体や財産に実力を加え、行政上必要な状態を作り出す作用のことである。
義務の不履行を前提としない点が、行政上の強制執行と異なる。

編集後記
記憶力を上げる方法 その11

外発的動機について。
これは、目標を達成したら、ご褒美をもらうことです。
具体例は、アシカやサルに芸を覚えさせるとき、餌を報酬として使うことです。

皆さんも、目標を達成したらご褒美をもらうように設定して、自分を鼓舞して勉強してください。

参考 受験脳の作り方 池谷裕二氏著


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