おろかものの正義論 小林和之氏 読んだ

概要
参照 アマゾン
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感想
正しさ、価値、胎児の問題、脳死問題、安楽死尊厳死、事実、科学、選択の自由、暴力、国家、民主主義、未来,倫理、戦争などについて、法哲学の立場から、説明をしている。

法哲学 wikipedia

生きている時、疑問に思うけど、考え方をわからなかったり、そういうものだと仮の理解をしたり、しかたないとあきらめることを、書かれていた。

おもしろかったところは、第5章の「科学は正義をきめられるか」の、
脳科学が、文学、哲学を吸収するか?について。

著者は、しない派。
理由
・まだ成果をあげていないから。
・対象が記述可能だということと対象を理解したことは別だから。
・機能の理解と意味の理解、想像は違うから。


脳科学はすごいけど、できないことをあることを、分かった。


法哲学は、社会のはっきりと解答のない問題についての学問と思った。
これらは、生活のなかで関係のあることなので、考えて対応できるようにすることを必要と思った。