メルマガ かいた kumakatsu行政書士試験対策 第18回 行政法 総則 取消と撤回について

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こんにちは。
kumakatsuの行政書士試験対策 
第18回 
行政法 総則 取消と撤回について。

過去問 H18(問10)
行政行為の職権取消と撤回に関する次の記述は、妥当か?妥当でないか?

行政行為の職権取消は、私人が既に有している権利や法的地位を変動(消滅)させる行為であるから、当該行政行為の根拠法令において個別に法律上の根拠を必要とする。

これは妥当か?妥当でないか?




























答え
妥当でない。
行政行為の取消は、行政行為に瑕疵があることを前提にしている。そして、違法
の瑕疵であれば、これを取除くことは、法律による行政の原理の要請に合致する(適法性の回復)。また、公益違反の状態が生じていれば、これを取り除くことは行政目的に合致する(合目的性の回復)。以上の2点を実質的根拠にしているので、行政行為の職権取消行為には、法律の根拠は必要ないと解されている。


一言
まとめ
行政行為の職権取消
根拠
・違法性の回復
・合目的性の回復

注意
法律根拠は、必要ありません。

編集後記
記憶力を上げる方法 その7

モーツァルト効果を知っていますか?
モーツァルトの曲を聞くと、IQがあがるようですよ。
休憩時などに、聞くと良いかもしれませんね。

参考 受験脳の作り方 池谷裕二氏著


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