小説 三国志 全13巻 北方謙三氏著 読んだ

 

感想

本作は吉川英治氏版が三国志演義を原作としたのとは違い、三国志正史の方を原作としている。

本作の良いところは

・ハードボイルド小説作家北方謙三氏が書いてるから横山光輝氏版、吉川英治氏版にはない、男女の性行為場面がしっかりと書かれているところ

・ハードボイルドな登場人物の会話表現,詩的表現などがあるところ

などだと思った。

本作を読んで正史と演義の違いで私が気づいたところは、

張飛氏の死に方

・正史の方には太平道などの宗教団体が出てきた

などだと思った。