新日本暴行暗黒史 復讐鬼 若松孝二監督 観た

 

新日本暴行暗黒史 復讐鬼 [DVD]

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 感想

本作は津山30人殺し事件を題材とした初の映画らしい。

脚本は、ある村で肺病の家系ということを理由に虐められた人が村の人々をたくさん殺して自殺する話。

私は本作を観て、ネットのない時代は情報網がないので法治国家でも法の効果が及ばない場所があったと思い、怖いと思った。

本作は若松孝二監督の1960年代後半の映画だから、学生運動の時代である。本作は学生運動とは関係ない論点だけど、映画だから興行収入が必要なので、学生運動時代の興奮した人々から興行収入を得ることを目的として作られていると推察すると、学生運動時代の人々の興奮する閾値>平和な時代の人々の興奮する閾値と思うので、学生運動時代に売れた映画を見れば私はより興奮できるかもしれないと思った。