商品の説明
内容紹介
憲法学者VS「ゴー宣(ゴーマニズム宣言)道場」+井上達夫、山尾志桜里!
最強の「師範」による、〈憲法〉道場、基本の「白帯」編開講!
漫画家小林よしのりが主宰する思想の道場「ゴー宣(ゴーマニズム宣言)道場」。
2018年2月から開催されている、立憲民主党の山尾志桜里議員と、日本を代表する憲法学者をゲスト講師に迎えた、憲法問題を考えるシリーズを書籍化!
入門編となるI巻「白帯」編では、慶應義塾大学法学部の駒村圭吾、京都大学法学部の曽我部真裕両教授による講義と、道場「師範」および参加者が繰り広げる白熱の議論を完全収録。
憲法九条を「裸の王様」と喝破する「怒りの法哲学者」井上達夫の論考のほか、道場「師範」それぞれの憲法論を通じ、自民党改憲案の問題点と「立憲的改憲」の可能性を探る。
◎〈憲法〉改正キーワード
【立憲的改憲】
憲法改正によって権力行使の範囲を広げようとする政権側に対し、市民の側から積極的に憲法改正案を提起することで、権力行使上のルールを増やし、政権の暴走を防ごうという憲法論議のこと。立憲民主党の山尾志桜里議員が提唱している。
【9条の2】
安倍首相の発案を踏まえ、自民党憲法調査会において検討されている憲法改正案における9条「加憲」条文案。9条1項2項については変更せず、自衛隊の存在を「9条の2」もしくは「9条3項」として明記することが特徴だが、戦力保有を禁止する9条2項との整合性や、自衛隊を戦力ではなく実力と規定することで、憲法上一切の軍事統制が外れることが懸念されている。
【砂川判決】
1957年、在日米軍立川飛行場に立ち入ったデモ隊に対し1審では「在日米軍基地自体が憲法9条違反である」という判決が下った(伊達判決)。これを不服とした検察側は一気に最高裁へ跳躍上告。「憲法は自衛権を否定していない」「高度な政治性をもつ条約については違憲判断を控える」という判決が下った。
2015年安保法制をめぐる議論において、集団的自衛権の根拠としてしばしば引用された。
引用 終わり
感想
日本の憲法についての、いろいろな立場の著名な人の意見を読める本。
小林 よしのり氏の人望は、本書で日本の憲法のいろいろな立場の著名な人を集めたのですごい。
日本の憲法のいろいろな立場の著名な人は、それぞれの自分の立場で、それぞれの憲法についての意見を主張しているので、それぞれの立場による憲法の解釈が、それぞれ違うことが分かるので勉強になる。
