いい女vs.いい女  木下 古栗氏 (著) 読んだ

概要
引用https://www.amazon.co.jp/dp/4062170760?tag=kumakatsu-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4062170760&adid=0F2BS5JAWZRD6YGJM2NG&

商品の説明
内容紹介
圧倒的に無意味で、どこまでも理不尽な、究極にバカらしい、これぞ小説の最極北!?
カルト的ファンが急増中、孤高のアングラ小説家による待ちに待たれた最新作品集!!

全裸の男の夢を見てしまった。脳内イメージを更新すべく、さあ、“いい女”のことを考えよう!……と、本題そっちのけで語られ始めたのは謎の全裸サークルの活動。そして手に汗握るVネック耐久レースの顛末は、誰もが呆れる衝撃の結論を導き出した――。『過剰に緻密な表現で描かれるばかばかしさ』と第7回絲山賞を受賞した表題作ほか、現役書店員も思わず失笑!の快作「本屋大将」、某芥川賞作家に『自分はもう小説を書くのをやめたほうが良いのかもしれない』とまで言わしめた初期の傑作「教師BIN☆BIN★竿物語」の計3作を収録!

『デビュー以来、ずっと読み続けてきて、次第にとんでもない作家だと思うようになった。』――絲山秋子

引用 終わり

目次
・本屋大将
・教師BIN☆BIN★竿物語
・いい女vs.いい女

感想
「本屋大将」は、立ち読みばかりする大将の行動が全部面白い。
「教師BIN☆BIN★竿物語」は、柱谷氏と渡辺氏の奇妙な教師と生徒の関係が面白い。
「いい女vs.いい女」は、全員男性である岡本氏と柏木氏と森野氏が、奇妙な戦いをする話。ワイルドさについての考察が面白い。
木下氏の小説のすごいところは、脚本の主張が一本筋が通ってないのに、面白いところだ。このような小説が支持されて成立するというところが、木下氏のすごいところだ。