囲碁AI新時代 (囲碁人ブックス) 王 銘エン氏 (著) 読んだ

概要
引用https://www.amazon.co.jp/%E5%9B%B2%E7%A2%81AI%E6%96%B0%E6%99%82%E4%BB%A3-%E5%9B%B2%E7%A2%81%E4%BA%BA%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%8E%8B-%E9%8A%98%E3%82%A8%E3%83%B3/dp/4839962545/ref=tmm_pap_title_0?_encoding=UTF8&qid=&sr=

商品の説明
内容紹介
AIは囲碁をどう変えたのか?

井山裕太六冠、百田尚樹氏推薦!

「今話題のAI、そして人間とは何か、ということを考えさせてくれる、そういう1冊だと感じました。
メイエン先生の思いをご自身の言葉で語られた、大変な力作だと思います」(井山裕太)

「スリリングかつ知的興奮に満ちた本である。囲碁で人類を打ち破ったAI(人工知能)には「心」がある!
著者の王銘エン氏はその深層心理に踏み込んだ」(百田尚樹)

トッププロでありながら、コンピュータ囲碁にも精通している王銘エン九段。
自身も囲碁ソフト開発チームに加わるなど、その探究心は棋界随一。
その王九段が囲碁界を激変させているAIについて独自の視点で分析します。

・歴史的な五番勝負
・日本発のソフトの力を示した
・AIの驚異的な進化速度を見せつけた

上記の対局を中心に振り返り、AlphaGoやDeepZenGoの特徴、今後の可能性を探ります。

後半では、コンピュータ囲碁の歴史を振り返りつつ、今後のプロの存在意義、
AIと人間の関係性について迫っていきます。

今、囲碁界で何が起こっているのか? この1冊でわかる!

内容(「BOOK」データベースより)
人類に勝利して1年―、AIは囲碁をどう変えたのか?怒濤の60連勝、アルファ碁の進化版「Master」登場。国内最強ソフト「DeepZenGo」の魅力と可能性。プロ棋士に今後問われることは?トップ棋士による最前線レポート。

著者について
王 銘エン(オウ・メイエン)
昭和36年生まれ。台湾出身。
52年入段。平成4年九段。

平成元年 NEC俊英囲碁トーナメント優勝
平成12年 第55期本因坊戦で初の七大タイトル獲得。
平成13年 本因坊防衛
平成14年 第50期王座位獲得
平成23年 第37期天元戦挑戦者決定戦進出
平成24年 第2回マスターズカップ優勝
平成27年 通算1000勝達成(史上16人目)

著書に「ヨセ・絶対計算 完全版」「碁は殴るか 構えるか」「王銘エンの囲碁ミステリーツアー」「我間違える ゆえに我あり」(マイナビ出版)など多数。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
王/銘〓
昭和36年生まれ。台湾出身。52年入段。平成4年九段。平成元年NEC俊英囲碁トーナメント優勝。平成12年第55期本因坊戦で初の七大タイトル獲得。平成13年本因坊防衛。平成14年第50期王座戦位獲得。平成23年第37期天元戦挑戦者決定戦進出。平成24年第2回マスターズカップ優勝。平成27年通算1000勝達成(史上16人目)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

引用 終わり

だいたいの目次
まえがき
第一章 熱戦を振り返る
第二章 アルファ碁とディープゼンの相違点
第三章 コンピュータ囲碁の歩み
第四章 私とコンピュータ囲碁
第五章 囲碁とAIの将来
参考棋譜
あとがき

感想
囲碁のプロ棋士の王銘エン氏が、近年のAI対人間の対局を、解説する本。
私は、王銘エン氏がスタートレックのスポック氏に似ているので、氏を好きだった。
本書を読んで、氏をもっと好きになった。
囲碁の人工知能の考え方に、①「オーナーシップ」と②「クリティカリティ」がある。
氏が独自に主張する氏の独自の囲碁理論に、α「ゾーン」とβ「プレス」がある。
氏は、①=α、②=βと主張する。
これは、人間を超えた人工知能と氏の理論が、同じであるということである。
私は、囲碁に強くなりたいので、人間を超えた氏の理論を勉強する。
だから、私は氏の拙著「ゾーンプレスパーク」を読みたくなった。