生成不純文学 木下 古栗 氏(著) 読んだ

概要
引用https://www.amazon.co.jp/dp/4087710289?tag=kumakatsu-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4087710289&adid=0KH24RZVYGJQ5HRRYJC8&

商品の説明
内容紹介
読書芸人も賞賛!
異才が放つ、待望の最新短篇集。
蔵出し未発表作品も収録。
文学の最極北がここにあり!


デビューから12年を迎え、他の追随を許さない独自の作風がじわじわと浸透し、近年「フルクリスト」が増殖中。嵌った人は、二度とその世界感から抜け出すことが出来ない、古栗中毒に――。

OL物のAVが気になって仕事が手につかないロシア人宇宙飛行士。宇宙からその視線を首筋に感じる平凡なOLは、ある昼下がり、公園のベンチ裏からノートを見つける。そこには野糞を採取する男の記録が……。(虹色ノート」)。
ほか、「人間性の宝石 茂林健二郎」「泡沫の遺伝子」「生成不純文学」の四篇を収録。

内容(「BOOK」データベースより)
蔵出し未発表作品も収録。読書芸人も賞賛!文学界の異才が放つ、待望の最新短編集。

引用 終わり

目次
・「虹色ノート」
・「人間性の宝石 茂林健二郎」
・「泡沫の遺伝子」
・「生成不純文学」

感想
・「虹色ノート」の、赤燈黄緑青藍紫の、それぞれの色の糞を作るため、その色を作るための弁当を一生懸命つくるところが面白かった。
・「人間性の宝石 茂林健二郎」の、たくましすぎる茂林健二郎氏が面白かった。
・「泡沫の遺伝子」の、コンビニのゴミ袋にペットボトルを捨てることに、異常に工夫する男の話が面白かった。
・「生成不純文学」の、ループ設定をいかして、文学の正体を探すという仕組みが面白かった。