石橋は受験を控えた高校3年生。文武に秀でた彼は、母子家庭のため、東京の大学という憧れを胸に隠し、地元の大学へ進学することを考えている。
だが、突然の病が母を襲った!
大学受験を諦めかけた彼だったが、ひょんなことから、莫大な資産を持つ赤郷の屋敷に呼び出される。
その屋敷の豪華さに圧倒される石橋と他数名の男子。彼らに、赤郷は一つの条件をクリアした者に、全ての財産を譲ると宣言する。
その条件とは「三人いる俺の娘の一人と結婚してみろ」というものだった・・・!!
引用 終わり
感想
不幸な青年・石橋氏が、謎の富豪の養子として迎えられるが、その後、さまざまな危険な目に会う話。
本書で、人間の残酷なところを見た。
柳沢きみお氏は、その表現が上手いと思った。