はじめてのAIプログラミング―C言語で作る人工知能と人工無能 小高 知宏氏 (著)  読んだ

概要
引用はじめてのAIプログラミング C言語で作る人工知能と人工無能 | 理工学専門書,情報科学,知識科学・人工知能 | Ohmsha

C言語プログラミングによる応用例を解説!
 
本書は、人工知能技術の基礎をわかりやすく解説した入門書。ペットロボットなどで話題の人工無能も取り上げている。アルゴリズムの解説だけにとどまらず、C言語プログラミングの応用例を盛り込むことにより実践的な内容でまとめている。

★このような方におすすめ
経営システム工学科、情報工学科の学生 人工知能の研究者、プログラマー
主要目次
第1章 人工無能から人工知能
第2章 文字を処理する テキスト処理の技術
第3章 自然言語処理の技術
第4章 音声処理の技術
第5章 知識表現
第6章 学  習
第7章 新しい人工知能
第8章 対話エージェントの構成
第9章 脱人工無能宣言−人工無能から人工人格へ
付録

詳細目次
第1章 人工無能から人工知能
1.1 人工無能とは
1.2 人工知能の歴史
1.3 人工知能技術と人工無能
1.4 人工無能実現のための前提条件

第2章 文字を処理する テキスト処理の技術 
2.2 n-gramによるテキスト処理
2.2 マルコフ連鎖を用いたテキスト処理
2.3 テキスト処理に基づく人工無能(文字の連鎖に基づくランダム応答)

第3章 自然言語処理の技術
3.1 自然言語処理の方法
3.2 形態素解析
3.3 構文解析と文生成
3.4 意味解析
3.5 自然言語処理に基づく人工無能(形態素の連鎖に基づくランダム応答)

第4章 音声処理の技術
4.1 音声合成
4.2 音声認識
4.3 実習 音声合成人工無能(しゃべる人工無能)

第5章 知識表現
5.1 意味ネットワーク
5.2 スクリプト
5.3 プロダクションルール
5.4 知的CAIと知識表現
5.5 会話応答システムにおける知識表現の利用(簡単なエキスパートシステムの実装)

第6章 学  習
6.1 暗記に基づく学習
6.2 帰納的学習と強化学習
6.3 ニューラルネットワーク
6.4 遺伝的アルゴリズムによる学習

第7章 新しい人工知能 
7.1 サブサンプションアーキテクチャ
7.2 エージェント指向人工知能
実習 環境と相互作用するエージェントの実装

第8章 対話エージェントの構成
8.1 感情のモデル
8.2 非言語的インタラクションのモデル

第9章 脱人工無能宣言−人工無能から人工人格へ
9.1 知能とは何か
9.2 人工人格の構成

付録
A.1 Borland C++Compiler5.5のインストール方法
A.2 第2章2.2:ai2.cプログラムの全ソースリスト
A.3 第3章3.3.2:gens2d.cプログラムのソースリスト
A.4 第4章:wavファイル読み上げプログラムspeechのHSPソースリスト
A.5 第6章:遺伝的アルゴリズムプログラムga_b.cの全ソースリスト

引用 終わり

感想
C言語で作る人工知能人工無能を作る方法を解説している本。

私の今のC言語に対する技術と人工知能に対する知識では、本書に書いてあることをほとんど理解できなかった。

しかし、サンプルコードをダウンロードして、全章のAIを実行してみたら、ちゃんと人工知能が私に質問してきて、それらにこたえるとそれぞれの章の人工知能は違う返答をしたので、面白かった。

人工無能が、ランダム関数やマルコフ連鎖などの機能を使って、馬鹿な受け答えをするのが面白かった。

人工無能は馬鹿だけど、コードにすると300行くらいかかるものもあるので、それを作るのは大変なことを分かった。

第五章から第九章にある人工知能についての、より人間らしい人工知能を作るための知能についての考察が興味深い。