軽率の曖昧な軽さ 単行本 – 2016/1/22 中原 昌也 氏(著) 読んだ

概要
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商品の説明
内容紹介
殴り合いの坩堝と化した東浦和のイベント会場以来、わたしは自身の意識が壁にのめり込んでしまい…狂気と歓喜の不協和音に戦慄せよ!

内容(「BOOK」データベースより)
例の東浦和の会場で殴られた瞬間以来、自分の意識は壁にのめり込んだかのように、前に出てこない。狂気と歓喜とキミが見せてくれた夢―中原昌也最高傑作!

著者について
1970年、東京都生まれ。「暴力温泉芸者」名義で音楽活動の後、「HAIR STYLISTICS」として活動を続ける。著書に『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』『知的生き方教室』ほか多数。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
中原/昌也
1970年、東京都生まれ。「暴力温泉芸者」名義で音楽活動の後、「HAIR STYLISTICS」として活動を続ける。2001年、『あらゆる場所に花束が…』で三島由紀夫賞、06年、『名もなき孤児たちの墓』で野間文芸新人賞、08年『中原昌也作業日誌2004→2007』でbunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

引用 終わり

感想
だいたいの目次
・軽率
・傷口に硬貨を入れれば
・恋愛の帝国
・良子の見た幸福
・犬のしつけビデオに潜む落とし穴
・人間の部屋
・真弓 キミが見せてくれた夢
・鳩嫌い

「良子の見た幸福」という作品の主人公の良子氏が、不幸すぎる。死んで燃えている良子氏を、ある男がたばこの火をつけるときつかうところが不謹慎であった。それに対して、良子氏が前日の夢でその人の幸福を嬉しく思っているところで皮肉がすごいと思った。