ブレーメンの自由―ゲーシェ・ゴットフリート夫人 ある市民悲劇 (ドイツ現代戯曲選30) 単行本 – 2005/12/1 ライナー・ヴェルナー ファスビンダー氏 (著)、渋谷 哲也氏 (翻訳) 読んだ

概要
工場経営者の妻、ゴーシェが女性としての抑圧を逃れるために次々に殺人を犯していく物語。
最初の夫の死によってDVから逃れたゴーシェは、恋人との同棲をなじる母親に毒を盛り、別れ話を回避しようと我が子に手をかけ、それでもお腹の子を認知せず逃げようとする恋人を毒殺する。
娘を従わせようとする父親、出資した金を返せという恋人、工場を取り上げようとする実兄、奔放なゴーシェの生き方に共感できないと意見した女友達まで殺した後、彼女が殺そうとした夫の仕事仲間に毒を見破られ、連続殺人は終わる。

繰り返される殺人は、血なまぐさくなく4コマ漫画のよう。
愛に執着する主人公ゴーシェ姿と、家族の人間関係の濃さが目をひく。
引用
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4846005887?adid=1JHQHZYAMS7CGQS8C7WM&camp=243&creative=1615&creativeASIN=4846005887&linkCode=as1&tag=kumakatsu-22

感想
ゴーシェ氏が大量殺人をする様子がすごい。