なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか (講談社現代新書) [新書] 想田 和弘氏 (著) 読んだ

概要
目次
プロローグ
第一章 撮る者と撮られる者
第二章 「台本」と「分かりやすさ」を捨てて
第三章 ドキュメンタリーの面白さ
第四章 一期一会のドキュメンタリー
第五章 映画が連れて行ってくれる場所
エピローグ

感想
著者は、観察映画というジャンルのドキュメンタリー映画を作っている。
観察映画とは
・ナレーションも音楽も挿入されないもの
・デジタルで制作するので、思う存分対象に密着しても制作予算を安くできる
・台本がない
・ダイレクトシネマ、オブザベーショナルな映画
・作り手による観察と、観客による観察
・製作費は自分で用意する。ヒモ付の投資は一切受けない。
口をだされないため。
・ワイズマンの映画を参考にしている
・観客を信頼する
・観察映画は報道と違い、主観である
・観客に、臨場感、疑似体験をしてもらう

本書を読んで、著者の映画を、見たくなった。