山号寺号 まとめ 

引用 wikipedhiaの山号寺号

内容[編集]

この噺の内容は以下の通りである。
若旦那が浅草にある観音様にお詣りにいく。そこへ幇間の一八が現れる。
どこへ行くのかと尋ねた一八に、浅草の観音様だと答えると、「ああ、金龍山浅草寺ですか」と言う。
さらに一八はどんなところにも山号寺号があると言ってしまう。
どんなところにもあるんだなと念を押して、若旦那はこの場にも山号寺号があるか、と一八に迫る。
弁解をする一八だが、若旦那は言うことを聞かない。もしあったら金一円(時代により異なる)やるという。
頓知を利かせて一八は「時計屋さん今何時」、「看護婦さん赤十字」など、次々に「山号寺号」を披露する。
お蔭で若旦那はすっかり金を巻き上げられてしまう。
「今度は私がやろう」と、若旦那は一八の財布をふところに入れ、「一目散随徳寺」と言って逃げる。(「随徳寺」とは、ずいっとそのままにして逃げることを指す古い言葉である)
それに対して、逃げられた一八は「南無三、仕損じ」というのが落ちである。

感想
若旦那氏と、一八氏が活躍する話。
「〜さん・・・じ」という形で、冗談をいう言葉遊びの話。
一八氏が、上手いことをたくさん言うのですごい。