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kumakatsuの行政書士試験対策 第85回 民法 人的担保 連帯債務 について。


出典元 行政書士試験 過去問 h21 -31 ウ

A、B、C三人がDに対して60万円の連帯債務を追っている場合に関する次の記述は、妥当か?妥当でないか?

DがAに対して60万円の債務を免除した場合に、A,B、C三人の負担部分が平等であるときは、B,Cは、40万円ずつの連帯債務を負うことになる。

妥当か?妥当でないか?















答え
妥当である。

連帯債務者の一人に対してした債務の免除は、その連帯債務者の負担部分についてのみ、他の連帯債務者の利益のためにも、
その効力を生じる(437条)。本記述では、Aに対する60万円の債務全額の免除により、
Aの負担部分20万円についてB・Cについても絶対的効力を生じ、B・Cは、40万円の連帯債務を負うことになる。

整理

債務の免除は、負担部分についてのみ、絶対的効力です。

覚えましょう。


編集後記

メロンを、食べました。美味しかったです。

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