民法 錯誤の種類について まとめ

参考 錯誤(動機・内容・表示の錯誤/要素の錯誤) | 法律勉強ノート

錯誤の種類
錯誤にはどのような種類があるのか。意思表示の形成過程に即すと、錯誤は以下のように類型化できる。(意思表示の構成要素:「意思表示(意思主義と表示主義)」)



(動機)
↓ ①動機の錯誤
意思表示の動機が誤解に基づく錯誤。近くに新しい駅ができると人伝いに聞いて土地を買ったなど、ある法律行為をする理由となる部分に誤解がある場合。

内心的効果意思
内容の錯誤
ある法律行為の内容についての錯誤(上記②)。100ドルを100円と同価値だと誤解していたため、誤まった金額を提示してしまった場合など。

表示意思
↓ ③表示の錯誤
いい間違いや書き間違いなど、誤まった表示をしてしまう錯誤(上記③)。100ドルと書くつもりが、誤まって100円と書いてしまったような場合等。

表示行為